新型コロナウイルスの影響により、多くの方がご自宅でお仕事をするようになりました。
会社がパソコンを支給しているところもあれば、そうでないところもあります。
自宅のパソコンを使って仕事をする場合、
パソコンの動作が遅く、「仕事がはかどらない!」と感じている方が多いようです。
その理由は2つあります。
1)日中は、多くの家庭で在宅勤務が行われていることもあり、ネット環境が悪くなっている。
2)Excel、Word、ネット、メール、その他仕事に必要なアプリを同時進行的に使っている。
今回は、パソコンを新調するときのアドバイス・・・というか、
私だったらこういうパソコンを選ぶと思えるスペックをご紹介したいと思います。
(ノートパソコン)
ご参考になれば幸いです。
●パソコンの大きさ・OS
ご自宅で使うのであれば、テンキーが付いている15インチくらいのものをお勧めします。
現在販売されているパソコンのOSは、Windows10です。
時々、「パソコン販売会」などと名乗って、安価にパソコンを販売する業者がいますが、こういったところで売っているパソコンのスペックは低く、Officeがはいっていなかったり、Windows7などをアップグレードして売っているものが多いのであまりお勧めではありません。
●OFFICEが入っているか?
OFFICEとは、WordやExcel、Outlookなどのパッケージのことです。PowerPointが付いている場合とそうでないものがありますが、必要であれば、PowerPoint付きのものを購入してください。
現在のOFFICEの最新版は2019です。
パソコン教室に通っている場合、復習するためにはマイクロソフト社のOFFICEが搭載されている必要があります。
Kingsoftなどのものは、パソコン教室と同じことはできません。
●CPU(パソコンの脳)
CPUはインテル社製のものであれば、パソコンのキーボードの手前によく四角のシールで貼ってあります。
上から CORE i7 ⇒ CORE i5 ⇒ CORE i3 ⇒ CELERON の順になっています。
お勧めは、CORE i5 以上ですが、ご予算によって決めてください。
最近では、AMDというメーカーのものが搭載されているパソコンもよく目にします。
●CPUの世代(新しさ)
これは、お店の人に聞かないとわからないかもしれません。「このパソコンのCPU、第何世代?」と聞いてみてください。
今は、第11世代が最新です。
第7世代やそれ以前のCPUを搭載しているパソコンはあまりお勧めではありませんが、予算に応じて決めてください。
●メモリ
メモリが大きいとパソコンの動きが速くなります。
Windows10の場合、少なくとも8GBはほしいです。16GBあれば文句ありません。
メモリの数字は、倍々で大きくなっていきます。
●保存容量
今はHDDとSSDという2種類の保存媒体が搭載されています。
HDDだけでは動きが遅くなってしまいます。
動作の早いパソコンが良ければ、SSDとHDDの両方が搭載されているもの、または、SSDだけのものを選ぶようにしてください。
保存容量は、HDDの場合、今はかなり大きく1TB程度が主流だと思いますが、こんなに大きい必要はありません。
SSDは大きい方がいいのですが、今はまだ256GB程度が主流だと思います。
●解像度
最近では、HDのものが多く1080pxが主流になってきていますが、それ以下の解像度でもいいと思います。
解像度が高すぎるとパソコン画面で表示されるものが全て小さくなるので、シニア層は気を付けてください。
●サポート体制
何か質問したいことがあった時にメーカー側が無料で対応してくれるか? 有料でもしっかり対応してくれるか?
外資系メーカーの場合、片言の日本語を話す外国人が対応するメーカーもありますのでお店の方に確認してください。