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ROUND関数・ROUNDUP関数・ROUNDDOWN関数

(2021年3月28日(日)、公益財団法人いきいき埼玉にてExcelマクロVBAをご受講くださいました皆様、ご受講ありがとうございました。長丁場の講座、お疲れさまでした。お伝えした内容が、皆様の今後の業務等に少しでも役立てることができれば幸いです。ありがとうございました。皆様のまたのご受講をお待ちしております。 

どうぞお身体にお気を付けてお過ごしください。)

Excelには、500を超える関数が用意されています。

今回、マクロVBAの講座でご紹介させていただいた関数は、比較的使用頻度の高い関数です。

ここでご紹介する「ROUND関数」「ROUNDUP関数」「ROUNDDOWN関数」も使用頻度の高い関数で、「端数処理」を行う関数になります。

 

日本語でも、細かい数字を「丸める」と言うように、英語でも四捨五入することを「round(丸・丸める)」といいますので、覚えやすいですね。

  • ROUND関数・・・四捨五入
  • ROUNDUP関数・・・切り上げる
  • ROUNDDOWN関数・・・切り捨てる

これらの端数処理の関数は、次のように2つの引数を伴います。

  • =ROUND (数値、桁数)
  • =ROUNDUP (数値、桁数)
  • =ROUNDDOWN (数値、桁数)

第1引数は、実数でもかまいませんし、セルに入力してある値を端数処理する場合は、セル番地を指定してもOKです。

第2引数は、ちょっと独特で「どの位を端数処理して表示するかを指定する桁数」を指定します。

  • 桁数が「2」・・・小数第3位を端数処理
  • 桁数が「1」・・・小数第2位を端数処理
  • 桁数が「0」・・・小数第1位を端数処理
  • 桁数が「-1」・・・一の位を端数処理
  • 桁数が「-2」・・・十の位を端数処理

もちろん、桁数は「3」以上の数字でも、「-3」以下でもOKです。 

数値「123.456」を例に挙げて計算すると・・・ 

 

※請求書や見積書に使われる場合は、「四捨五入・切り上げ・切り捨て」を選択した上で、桁数は「0」にするといいですね♪

 

ここで気を付けなければならないのは、

 

「ROUND関数と表示形式の違い」です。

 

ROUND関数では、数値が変わるのに対して、表示形式では見た目だけを変えていて、実際セルに入力されている数値は変がわっていないことは、数式バーを見ればわかります。

 

従って、これらを使ってさらに計算をすると、最終的に数字が大きく異なってくることがありますので、注意してください。

 


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